胡蝶乃夢

何かあっちの方向に突っ走って描いてしまいましたヤンデレ気味鍵ちゃん。
そこまで酷くはないですが血注意なのです。

色違いで二パターンおいてみやした。
だからもりたさん最近鍵ちゃんを脱がせすぎですよというつっこみは私が一番よく判っておりますゆえガフ

好きで好きでどうしようもなくて自分だけのものにしたくて、
踏みとどまっていたギリギリの暗い欲望を何かをきっかけに解き放ってしまい、
だんだんとしみがひろがるように壊れていく愛とかも

すきなんです。

何もわからなくなっても根本にあるのはただ愛だけなのだとかね…もうね…
基本根本に(たとえ歪んでいても)愛があればなんでもいけるくちです(
ぎりぎりのところに潜む狂気…ごろごろ



↓別色ver。ちょっと和風?






部屋を満たす甘い香りが鼻腔をくすぐる。
解けた帯に舌を這わせると、口の中に鉄の味が広がった。

投げ出された手をとり、自分の手に重ね。
指を絡め、貴方の名前を呼ぶ。
だが、その手が握り返されることはなく。

そっと白い肌に手を伸ばす。
指に、腕に、足に、首に。
どこもかしこも、甘くて―――愛おしい。

ねェ…早く。
私の名前を呼んでくださいよ。
焦らすなんて、いけない方だ。
ほら…


それはまるで　あまいあまい蜜のよう。